
もし高画質のキレイなビットマップ画像をベースとして使用できる場合は、自動デジタイズツールバーの中にあるインスタントスマートデザイン機能を使えば画像を刺しゅうデザインに数秒で変換させることができます。デジタイズする時間があまりない場合や、見積もりのためにおおよそのステッチ数を確認する際に便利な機能です。
自動デジタイズ機能はプロが時間を掛けてデジタイズしたデザインに取って代わるものではありませんが、デジタイズの経験が浅いユーザーにとっても頼れる機能と言えます。
今回紹介する例では、レタリングを含んだオレンジ色のシールド形状の画像を自動デジタイズ機能を使って刺しゅうに変換してみました。上手く刺しゅうに自動変換されたので、わずかな調整を加えるだけで完成させることができました。
調整は中抜きを追加とナイフ機能を使って自動で行いました。
開始点と終了時の位置を改善するため、ボーダーを削除することにしました。コラムCツールを使ってオブジェクトを作れば、必要に応じて列幅を調整できるというメリットがあります。下記の画像をご参照ください。