自動デジタイズ機能で時間を節約

「自動デジタイズ」機能で時間を節約するコツをご紹介します。

インスタント スマートデザイン

もし高画質のキレイなビットマップ画像をベースとして使用できる場合は、自動デジタイズツールバーの中にあるインスタントスマートデザイン機能を使えば画像を刺しゅうデザインに数秒で変換させることができます。デジタイズする時間があまりない場合や、見積もりのためにおおよそのステッチ数を確認する際に便利な機能です。

自動デジタイズ機能はプロが時間を掛けてデジタイズしたデザインに取って代わるものではありませんが、デジタイズの経験が浅いユーザーにとっても頼れる機能と言えます。

今回紹介する例では、レタリングを含んだオレンジ色のシールド形状の画像を自動デジタイズ機能を使って刺しゅうに変換してみました。上手く刺しゅうに自動変換されたので、わずかな調整を加えるだけで完成させることができました。

調整は中抜きを追加ナイフ機能を使って自動で行いました。

開始点と終了時の位置を改善するため、ボーダーを削除することにしました。コラムCツールを使ってオブジェクトを作れば、必要に応じて列幅を調整できるというメリットがあります。下記の画像をご参照ください。

このデザインの場合、オブジェクト同士が被さっている下の部分を削除させます。こうすることで、実際にステッチする際、衣服にかかる縮みまたは緩みが減り、デザインに歪みが減ります。またステッチ数も減らすことができます。

下の画像をご覧ください。左側のデザインの境界線はコラムBとして自動デジタイズされているため、編集や一定の幅を維持することが難しくなっています。

右側のデザインの境界線は、簡単オフセットツールで自動的に作成したものです。こちらはコラムCになっているので編集が容易にできます。

自動デジタイズを使いこなすには、元になるグラフィックデザインの画質やデザイン編集に関する知識が少なからず必要ですが、使いこなせるようになれば時間とリソースの大幅な節約になるでしょう。