EmbroideryStudio e4.5 のデコレーティングおよびデザイニングには基本的なアウトラインのツールが含まれています。高度なアウトラインとオフセットを作成するには、「上級オフセット」エレメントが必要となります。この機能はデザイニングのみ追加可能となっています。 簡単オフセットアウトラインを配置したいオブジェクトを選択簡単オフセットのアイコンをクリックします。設定のためのプロパティが表示されます。 オフセットの間隔は、オブジェクトの端からの距離を示します。値をゼロに設定すると、オブジェクトの端ちょうどに配置されます。正の値は外側にオフセットされ、負の値はオブジェクトの端から内側に配置されますオフセットの数=オフセットを複製する回数です。複製されたオフセットは上に重なるように作成されます。ランニングステッチ、トリプルランニング、コラムC(サテン)の3つのオフセットタイプから1つを選択します。中抜きにもオフセットを作成する場合はチェックを入れます。最後にOKをクリックして適応させます。必要であれば作成後に数値を変更することもできます。 グループにまとめたオブジェクトにノックダウン・ステッチを適用オフセット・ツールの利点の1つは、グループにまとめたオブジェクトの下に、ノックダウン・ステッチを作成できることです。詳しくは、下記のビデオをご参照ください。 上級オフセット ダイアログ下記の画像から分かるように、上級オフセット・ツールにはさらに多くの設定オプションが含まれています。この機能の六角形のアイコンをクリックすると、設定ボックスが開きます。上半分はアウトラインの設定で、下半分はオフセットの設定を行います。要件に応じて、いずれかまたは両方の設置を選択することができます。ここではまずアウトラインの設定を見ていきましょう。 上級アウトラインの設定まずアウトラインを追加するオブジェクトを選択して、ツールをアクティブにします。オーバーラップさせる方法を選択します。オブジェクトが1つしかない場合は、オーバーラップさせることがないため、設定は重要ではありません。任意でオブジェクトを選択することができます(次の項目を参照)ドロップボックスからアウトラインで使用するステッチタイプを選択します。選択したステッチタイプによっては幅の指定が必要になるので、ここで調整します。ドロップボックスから糸色の選択をします。設定が完了したら「OK」をクリックして設定を適用させます。 重なり重なり合うオブジェクトに対してアウトラインをオフセットする場合、方法が3つあります。下記を参照してください。すべてのオブジェクトの輪郭部分にアウトラインが生成されています。重なり部分も縫い合わされていますが、外からは見えないようになっています。オブジェクトの外側の輪郭部分だけが1つのアウトラインとして囲まれています。オブジェクトの重なった部分の輪郭はアウトラインが削除されています。これによりステッチ数を減らす利点があります。「最近のポイント」が適用されるため、糸切り無しで1つのアウトラインとして生成されます。 開いたオフセット「開いたオフセット」機能を使う場合は、角が欠けた六角形のようなアイコンをクリックします。オフセットのパターンを作成するには、ステッチの間隔、ステッチタイプ、該当するステッチタイプには幅を設定し、そして糸色の選択、パターンを繰り返す回数オフセットさせる距離の数値を入力オブジェクトに対してどこにオフセットを加えるかを選択します。サンプル:「オフセットパターン3つ/2mm間隔」+「パターン数2」+「パターン間隔0mm」+「オフセットサイド1」 日本語の字幕付きでビデオを見る方法は、こちらをクリック 「上級オフセットエレメント」について詳しくはこちらをクリック
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