シェニール風効果を作るテクニック Wilcom UKの顧客であるデビッド・シャープ(David Sharp)は、Wilcom EmbroideryStudio e4.5 デザイニングに含まれているクリエイティブなステッチの1 つを使って、専用のアタッチメントを使わずにシェニール(サガラ)のようなデザインを作り出すことに成功しました。彼らはこのデザインのテクニックをUKのイメージ マガジン(Image Managin)で紹介しています。 「このテクニックは、Wilcom EmbStudio e4.5デザイニングの スティプルステム ステッチを使用しています。太いMadeiraの刺繍糸と組み合わせることで、独特の仕上がりになるだけでなく、通常のタタミ埋め縫いに比べて約18,000もステッチ数を節約することができました。」Dominic Bunce(ドミニク・バンス)/刺繍デジタイザー DavidSharp.co.uk デビッド・シャープは、Wilcomが提供するユニークなステッチタイプと、Madeira(マデイラ)の太めの刺繍糸を組み合わせるというユニークな方法を見つけたことで、彼らの顧客にも喜ばれているそうです。弊社のお客様が、Wilcomのソフトウェアを使って、新しいテクニックを発見することができ、私達もとても嬉しいです。彼らが薦めるMadeira(マデイラ)のBurmilana(ブルミラナ)の12番は、通常の刺繍糸の3倍の太さで、ウールのような風合いを持っているということです。 Wilcomの陰影効果&開いた埋め縫いエレメントこのエレメントには、3つのスティプル効果が含まれています。通常、この効果は不均等なステッチで埋め縫いする際に使われます。スティプルフィルは閉じた形状内でランダムに蛇行したステッチで埋め縫いされます。 スティプルステム ステッチ埋め縫いスティプルステム ステッチでの埋め縫いは、他のスティプルよりも太い線を生成します。シェニールのような風合いを実現するために必要な主なポイントは、スティプルステッチやループの間隔を狭めて密度を下げることです。またループ間隔を 1 に減らします。これにより、曲がりくねった線が引き締まり、太い刺繍糸とともにシェニール風の効果が生まれます。さらにアドバイスとして、閉じた形状で作る場合、希望の大きさのオブジェクトを一旦タタミの埋め縫いで作り、それからスティプルステム ステッチのアイコンをクリックして適用、その後ステッチの数値を調整することをお勧めします。 アウトラインとオフセットツールを使用してサテンステッチのアウトラインを素早く作成し、スティプルステムステッチの輪郭を整えれば、シェニール風ロゴの出来上がりです。通常のサテンの代わりに、3Dサテンを使用することで、立体感を加えることもできます。 「アウトラインとオフセット」に関するブログはこちらをクリック シェニール(サガラ)は昔からある刺繍タイプですが、通常マシンに専属のアタッチメントを付け、シェニール機能を使ってデザインをデジタイズする必要があります。今回デビッド・シャープ(David Sharp)から提案されたテクニックで、シェニールのようなデザインが手軽に作り出せることが分かりました! UKのイメージ マガジン(Images Magazine)5月号でDavid Sharpの実際のストーリーが読めます(英語のみ)。 記事を読む または実際に見る(下記のリンクをクリック)>>https://www.facebook.com/wilcom/posts/6140524629294567 「陰影効果&開いた埋め縫いエレメント」に関する詳細はこちらをクリック Wilcomまたは販売店にお問い合わせをご希望の場合はこちらをクリック