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カラーブレンド

Wilcomのカラーブレンド機能を使えば、デザインに2色のグラデーション効果や遠近感など、糸色の変化を加えることで美しいデザインを作り出すことができます。

カラーブレンドは、曲線状の埋め縫いエレメントに含まれるフローティングまたはリキッド効果と併用すると効果的なデザインを作り出せます。

基本的な作り方は、コラムAまたはコラムBのデジタイズツールで形状を作り、埋め縫いにサテンまたはタタミを選択したオブジェクトにカラーブレンドを適用させます。

注意:複合埋め縫いツールで形状を作った場合もカラーブレンドを適用できますが、この際は埋め縫いにタタミを選択する必要があります。

実は、カラーブレンドは下記の2つの機能を組み合わせて作られています。

アコーディオンスペース機能はオブジェクトの長さに対して、ステッチ間隔の幅を調整することができます。

トラプント機能は、オブジェクトの輪郭にトラベルランニングを作り隙間を生まないように調整します。

カラーブレンド機能

カラーブレンドツールは、一度の操作でアコーディオンとトラプントの設定の両方を結びつけてオブジェクトに適応させることができます。

まずブレンドするオブジェクトを選択します。選択したオブジェクトがデジタイズと埋め縫いの条件を満たしている場合は、ツールがハイライトされて表示されます。

下に配置させるベースの色を選び、プロファイルおよびステッチの間隔を設定を設定します。

次に、上部に配置させる色を選び、プロファイルおよびステッチの間隔を設定して、[OK]をクリックします。

左の画像にあるように、カラーブレンドを使うと、2つのオブジェクトがグループ化されて作られることに注目してください。

もしアコーディオンの間隔などを変更したい場合は、オブジェクトのグループ化を解除(ショートカット:CTRL+U)する必要があります。

解除後、オブジェクトをダブルクリックし、オブジェクトプロパティの中の[効果]ボタンをクリックし、アコーディオンタブの中で設定の調整を行ってください。

ヒント:カラーブレンドにステッチ角度を追加して曲線や波形の効果を加える場合は、カラーブレンドを加える前のオブジェクトに適用させておきます。

詳しくは「フローティング効果とリキッド効果のブログをご参照くください。

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