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芸術的な効果をスティプルで表現

スティプルで芸術的な効果を楽しむ

キルティングに端を発するスティプルステッチは、通常キルトの広いエリアに使用され、キルト生地の中のフォーム(綿)を固定するのに役立ちます。より細かいスティプルステッチによる埋め縫いは、キルトを全体的に平らにするだけでなく、エンボス加工のような効果でキルティングされていない部分を強調する役割をはたします。

スティプルフィルは、曲線のランニングステッチで広いエリアのオブジェクトを埋めることができ、独特な質感のある効果を生み出します。

EmbroideryStudioでは、基本のスティプルステッチだけでなく、他の効果を追加して合計3種類のユニークなスティプルステッチを作成できます。

スティプル
バックステッチ

スティプル
ステムステッチ

スティプル
埋め縫い

細いランニングステッチを使って広い範囲をカバーするために使用されます。

デザインに質感とボリュームを追加するために使用されます。

通常のスティプルで、不規則にうねるランニングステッチで埋め縫いします。

スティプルステッチは、刺繡のデザイン性を犠牲にすることなく、ステッチ数の削減、ミシンの実行時間の削減、および顧客のコストを削減するための有効な手法の1つです。

スティプルは、ループの間隔によってステッチの密度を制御します。ループの間隔がより狭いほど、ステッチの密度が高くなり、全体的なカバー率が向上します。ランニングステッチステッチを使用したスティプルであれば、サテンやタタミによる埋め縫いよりも少ないステッチで済むので、大きなサイズの刺繡デザインを作る際に最適です。また対照的な糸の色をいくつか使用することで、形状を定義するのに役立ちます。

最終的なデザインは芸術的な見た目を保持しつつ、刺繡の効率の面から、が簡単にできます。

EmbroideryStudioソフトウェアの全てのオブジェクトベースの刺繡と同じように、デザインの芸術的な見た目を保持しつつ、刺繡の効率を考えながら形やサイズの変更を加えて最終的なデザインに完成させることができます。

スティプルの仕上がりは柔らかくしなやかなので、衣服に刺繍した場合でも着心地は抜群です。

スティプルステムステッチ

刺繍糸ブランドのMadeira(マデイラ)のBurmilana刺繍糸(極太タイプ)とスティプルステムステッチを使用して、独特な質感とボリュームを追加することで、標準の刺繍機でもシェニール風のデザインを作成する事ができます。更に詳しく>>

スティプル埋め縫いのトンボ

WILCOMのデジタイザーが作った下記のユニークなトンボのデザインには、スティプルフィルを使って埋め縫いされています。羽根の表面に複数の色を使ったレイヤーを作成し、動きを追加するために羽根全体をスティプルで覆うことで効果的に見えるように工夫しています。

WILCOMのスティプルフィルと、複数の色糸の組み合わせで多彩な表現が可能になります。ぜひ試してみてください。

スティプルフィルは、追加エレメント機能「陰影効果&開いた埋め縫いでご利用いただけます。