書体クリエーターはEmbroideryStudioの中で人気のある機能の1つです。 書体クリエーター機能は、珍しいフォントや特別な企業フォントを刺繍にする必要がある場合にとても便りになります。フォントを作る時間がないや、作り方がよく分からないというコメントを時々いただきますので、ここでは手軽にできるフォントの作り方をご紹介します。 インターネット上には何千ものTrueTypeフォント(TTF)が存在します。場合によっては仕事の依頼を受けた顧客からTTFを提供されることもあるかもしれません。EmbroideryStudioの機能を使えば、このTTFを刺繍のフォントファイルである.ESAに変換することができます。 TrueType フォントはマイクロソフトのOfficeに含まれています。またインターネット上の多くのサイトで販売もされています。ここでは2つのサイトをご紹介しておきます。https://www.myfonts.com/WhatTheFont/https://www.1001fonts.com/注:無料フォントをダウンロードする場合は、商用利用可能であることを確認してください。 入手したTTFフォントをコンピューターのC:\Windows\Fontsというフォルダーに保存することで、EmbroideryStudioのTTFリストに表示されます。 フォントをインストールしたら、フォントが刺繡に適していることを確認します。刺繍レタリングを作成し、画面上で検査するか、試しにステッチアウトして確認する必要があります。フォントの出来に満足したら、フォントの変換作業に進みます。少しの調整であればフォントが変換された後に行うことができります。 最後に、EmbroideryStudioの書体クリエーターエレメントを使ってESAファイルを作成します。なぜTTFを変換するのでしょうか?EmbroideryStudioには時間を節約し、レタリング・プロジェクトの品質を向上させるこのできる2つのツールがあります。ここで簡単に説明しておきます。 文字のカスタム一部のフォントは、必要なサイズでなかったり、生地の種類によってステッチが歪んだりして、うまく生成されない場合があります。EmbroideryStudioの機能を使ってレタリングの形状を変えてサイズ変更して保存したり、2つの異なるサイズで保存させることができます。更に詳しくはこちらをクリック 自動カーニング一部のフォントは、他のフォントよりも隣接する文字の間に多くのスペースを必要とします。 EmbroideryStudioを使用すると、文字間隔の調整を行い繰り返し使う時のために設定を保存することができます。自動カーニングの適用方法はこちらをクリック どのように作れるかビデオをご覧ください。 日本語の字幕付きでビデオを見る方法は、こちらをクリック その他の関連ブログ:文字をカスタムするフォント種類によっては一部の文字サイズが小さすぎたり、大きすぎてステッチアウトするとバランスが良くないことに気付く場合があります。この様な場合、文字の形状を調整して設定を保存することができます。さらに詳しく>>