移動ツールバーを使って、画面上でスタートから生産効率アップ! WILCOM の EmbroideryStudio デジタル版ソフトウェアには、統合された品質および生産性システムとしてスムーズに連携する一連のツールが含まれています。これらのツールを効果的に活用することで、刺繍のデジタイザーは生産に必要なデザインの品質の向上や、生産効率を目指すことができます。また、刺繍機に出力される前の最終デザインを効率よくレビューし、顧客からの承認の短縮などにも役立てる事ができます。 移動ツールバー 移動ツールバーは、デザインのオブジェクト内のステッチの流れを目視で確認することで、編集の必要がある箇所の特定がしやすくなります。オブジェクトごと、セグメントごと、カラーごと、機能ごと、トリムごと、またはステッチ単位ごとと、希望に合わせて簡単にデザイン内を移動することができます。移動はデザイン内のどのステッチからでも開始でき、マウスの右クリックまたは左クリックで、デザイン内を前方または後方に移動できるので、便利です。 移動ツールバーは下記の要素ごとに、刺繍デザインを移動することが可能オブジェクト|セグメント|カラー|機能|トリム|ステッチ単位 コネクター表示と機能表示 つなぎ糸表示と機能表示オプションを有効にすると、小さな三角形で示された糸切りが表示されます。しかし、糸切りの位置が分かっても、必要なステッチ順序の情報が得られない場合があります。 刺繍機が一時停止し、糸切りを行い、全速力に戻るまで、1回の糸切りに通常約8秒かかります。このことを考慮すると、刺繍機の効率的な縫い出しには、ステッチの順序を理解し、デザインを注意深く分析することが重要であることが理解できます。移動ツールバーは、デザインのステッチがどのように刺されるかを迅速に特定するのに非常に役立ちます。「糸切りごとに移動」アイコンをクリックすると、糸切りの順序が素早くハイライトされ、編集が可能な位置にカーソルが正確な置かれます。 「理解しやすいように説明すると、2つの同じ色のオブジェクトが、別の色の埋め縫いで、区切られているところを想像してみてください。この場合、デジタイザーは左クリックで前の糸切り箇所に戻り、同じ色のオブジェクト同士を繋げるためのランニングステッチを追加することで、糸切りの必要を無くすことができます。このつなぎ糸はオブジェクトの下を通るので、デザインの表面上は隠れて見えません。」 つなぎ糸表示と機能表示 「つなり糸表示」と「機能表示」、これらの表示機能は、デジタイザーに刺繍デザインの全体像を提供し、正確に編集領域を特定するのに役立ちます。新しいセクションやステッチを追加したり、複数の刺繍オブジェクトの結合や配置変更をする等、デザインに対する最適なアプローチを合理的に考案することで、刺繍機の速度を一定に維持できるようになり、生産性の向上につながります。 WILCOM のEmbroideryStudioデジタル版 デザイニングは、収益性の高い高品質な刺繍デザインを合理的に制作するための、強力な生産性ツールを刺繍ビジネスに提供します。 説明動画をご覧ください 日本語の字幕付きでビデオを見る方法は、こちらをクリック その他の関連ブログ 無駄な糸切りを減らすには 自動ブランチング機能 最近のポイント デザインを表示する9つの方法 WILCOM のEmbroideryStudioデジタル版についてのご質問はお気軽に お問い合わせください! お問合せ